いつもタロンくんがいかにコリンさんが素敵なのかという話をしているのでw 今回はコリンさんがタロンくんについて語っている動画の聞きとり和訳をしてみました♡ でも最終的には、やっぱりタロンくんがコリンさんについて話をしてますw

(3’40″あたりから)
(長いオーディションを経て役をもらったという話をタロンくんがした後、突然タロンくんについて語り始めるコリンさん、という場面です♡)

コリン:I have to say that the buzz on this fellow, uh…for someone who has never made a film before is extraordinary. I mean, I…it’s wonderful to work with a completely fresh face because it’s normally the same old faces, you know. People don’t want to take a chance. Do you know what I mean…

彼に関する前評判は……そうだな、いままで映画に出たこともないというのに、本当に桁外れなものだったよ。いつもだいたい同じような顔ぶれになりがちだから、まったくの新人と一緒に仕事ができるのは素晴らしいことなんだが、誰もあまりリスクを取りたがらないんだ。わたしの言いたいことがわかるだろうか……。

インタビュアー:そうしたうわさや口コミはこの作品に由来するものですか? それとも……。

コリン:Out of drama school! No, before going in to it. Because when Matthew was looking for somebody, I just kept hearing this name, Taron Egerton coming up. Uh, and he’s just been at drama school. So the buzz was going on while he was still at drama school, just after he left drama school…I was hearing it from agents, it was…the last time I heard that in advance of somebody doing their first job was…was Kenneth Branagh, you know. It was, uh…it was what, he’d already somehow made his mark before you know, the wider world got to see.

いやいや、演劇学校時代からだよ! この作品に出演する以前からのことだ。マシューが出演者を探しているとき、とにかくタロン・エジャトンという名前がわたしの耳に入ってきたんだ、それはもう何回もね。あれは彼が演劇学校を卒業してすぐのころだったな。まだ在籍していた時代から彼はすでにうわさになっていたし、卒業したてのころにもうわさになっていたし、エージェントやさまざまな関係者がその名前を口にしているのを何度も聞いた。初仕事もしていないうちから、こんなにも評判になっているのを目にしたのは……ああ、ケネス・ブラナー以来だな。タロンは世界に広く知られる前に、すでに名を成していたのだよ。

インタビュアー:イギリスの演劇・エンターテイメント業界について質問してもいいですか? 演劇学校にまだ在籍している学生が話題になるほど、その規模は小さいのでしょうか?

コリン:No, it’s not because it’s small, no. The…the industry is much bigger than you’d think. I mean London is you know, has about the same population as New York. It’s a big city. And the um…so, you know the community is very international, so this isn’t because it was small town stuff, it was just because he…you know, the splash was big enough.

いいや、規模が小さいからなどでは決してない。あなたが思っているよりずっと大きな業界なんだ。なんといっても、ロンドンの人口はニューヨークと同じぐらいなのだからね。大都会だよ。それに、イギリスの演劇界は非常にインターナショナルだ。つまり、小さな田舎町だから評判になったわけではなく、彼がそれだけすごかった、ということだね。

(中略)
(15’55″あたりから)

インタビュアー:まだサミュエル・L・ジャクソンについての話が出ていないので、彼について話してもらえますか?

タロン:Yeah, I mean, you know, uh…for me, inevitably knowing I was gonna be working with these guys was um…very intimidating and nerve wracking, but ultimately I also kind of recognized that I was in very safe hands you know, these guys are all um, established as being very, very, very talented, very capable performers…wonderful film maker. So I was um…more excited than anything and I’m glad to say that um…my experience exceeded expectations. I loved working with Sir Michael Cane, Samuel L. Jackson, (who) is hilarious and charming and warm and charismatic. And of course Colin Firth, who is um…

ああ、うん……その、彼らと一緒に仕事をするんだとわかったときには、ものすごく怖気づいたし緊張したけれど、最終的にはなんかこう……逆にめちゃくちゃ安心じゃん、ってことに気づいたんだよね。みんな、すごく、すごく、すごく才能のある、素晴らしく優れた俳優として有名なひとたちだし、素晴らしい監督なわけだし。だからもう、なによりわくわくしていたし、嬉しいことに期待を上まわるような体験だったよ。サー・マイケル・ケインはもちろん、最高におもしろくて、チャーミングで、温かな人柄で、カリスマ性にあふれている、サミュエル・L・ジャクソンと一緒に仕事をするのはすごく楽しかった。そしてもちろん、コリン・ファース。彼は……。

コリン:…Charming and charismatic and…
……チャーミングで、カリスマ性にあふれていて……。

タロン:Just a complete nightmare! Um, no. My…you know, uh, probably, probably the person I’ve enjoyed working with most in my short career.

もう、ほんっとうに悪夢みたいだった! なんてね。ええとね……うん、おれのキャリアはまだ短いものだけど、たぶん、彼は一緒に仕事するのが一番楽しかったひとだよ。

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コリンさんが、わりといきなりタロンくんの前評判がいかにすごかったかについて語ってくれていて、驚きつつもにまにましてしまいましたです〜! いやはや、当時よっぽど「すごい子がいる」みたいにうわさになっていたんでしょうね。しかも、それがRADA在籍中からのことだったというんだからたいしたものです。インタビュアーさんに、この映画に出たから評判になったのかとか、イギリス演劇界の規模が小さいからなのかと聞かれたときの、コリンさんの否定っぷりがまた! いつも穏やかなコリンさんにはめずらしく、大きめの声で感情強めな感じで否定していて、タロンくんをきちんと正当に評価しないのはいただけない、という強い想いを感じるとともに、親鳥のような愛情をも感じました♡ 可愛いんでしょうね〜。

そして後半、やっぱりコリンを褒めずにはいられないタロンくんなわけですがw チャーミングで、カリスマ性にあふれていて……のくだりの、なんとも絶妙なタイミングでのやりとりを見るにつけ、こんなにリラックスした空気でじゃれあえるぐらいなかよしなんだな〜、とこれまた微笑ましい気持ちでにまにましつつ見てしまうのでした♡

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「彼は一緒に仕事するのが一番楽しかったひとだよ」とタロンくんに言われたときのコリンさん♡ 嬉しそうな、優しい笑顔ですな♡

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そして「ケネス・ブラナー以来」とコリンさんに褒められたときのタロンくんw いやいや参ったな、照れちゃうじゃん、でも嬉しくてにやけちゃうなあ、という感じでしょうかw しかしケネス・ブラナー以来とは、かなり大きな褒め言葉ですよね!

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