Legend / Tom Hardy

一昨日は『Legend』のロンドン・プレミアがあり、ものすごいかっこいいトムハ（＆愛くるしい愛犬ウッディくん）の写真や動画などが大量に出まわって興奮のあまり大回転していたのですが！ ちょうどタイミングよくゲイ雑誌『Gay Times』でトムハのインタビューが掲載されていて、これがとても興味深かったので、かいつまんで訳してみました♡

（以下抄訳。適宜原文をまとめたりしていることをご了承くださいまし）

伝説のギャング・双子のクレイ兄弟の弟ロニーはゲイで、それをオープンにしていた。ロニーを演じるにあたり、どのように役作りをし、また彼のセクシュアリティにどうアプローチしたのか、兄弟の両方を演じているトム・ハーディに聞いてみた。

「あー、そうだな。なにも特別なこととして考えずに、ただそのまま受け入れた。ロニーはゲイだったが、そのことにばかり注目してしまうと、なにか違うふうに演じないといけないんじゃないか的な考えになってしまうかもしれないだろ。そうじゃなくて、いつもどおりに（役作りなどを）する必要があった」

トムは、ロニーのセクシュアリティについて必要以上に考えすぎてしまうと、この悪名高い双子の勘所を外してしまうおそれがあると思ったんだ、と説明してくれた。

「（ゲイだからといって）わざと違う演技をしてしまったら、なんていうか、ポイントがずれてしまうんだよ」

クレイ兄弟の両方ともがゲイだった、もしくは少なくともバイセクシュアルだったんじゃないか、と考えているひとも多い。ゆえに、実際にはレジーを演じることのほうが難しかったとトムは言う。

「実は、レジーのほうが複雑だと思う。レジーは、潜在的にはロニーのようだった可能性もあるわけだが、本当にゲイだったのかどうかわからない。それについては疑問が残るから、レジーの役作りをする際には『Legendというこの作品のなかではこうしよう』という感じに（実際とは）わけて考えるしかなかった。つまり、レジーはヘテロセクシャルでロニーはゲイってことで進めようぜ、というふうにね」

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このキャラクターはゲイだから、とことさらにそこを意識して演じると違うものになってしまうと思う、というトムハの考えかたが、俳優さんとしてはもちろん、人間としても素晴らしくて感動してしまいました……！ ゲイであるなどの性的指向は確かにその人物を形作る要素のひとつですが、あくまでも要素のひとつでしかないわけで。そこにばかり拘泥していると本質を見失う、そのひと全体を演じられなくなってしまう、ということなんだろうな、と。

マッドマックスの記者会見での、『男の映画』なのに女性キャラクターが多すぎると思わないか？ というようなくだらない質問に対する返答（質問した男性記者に対して『は？ なにいってんだこいつ』というような表情で「いいや。そんなこと考えたこともないな」と即答）などを見ても、トムハはとてもリベラルで、本当に優しく賢いひとなんだろうなと思うわけですが、もう知れば知るほど大好きになってしまいます〜！ いやもう、本当に素敵ですよね。Legendのプレミア後、アフターパーティに向かう途中でビッグイシュー（ホームレスの方の自立を支援する雑誌）を買ったりしてるし、マジ男前すぎます……！！（＞＜）

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◇ Legend 公式サイト （めちゃくちゃかっこいい！）
◇ Legend ゆかりの場所が記載されたイーストエンドの地図（PDF）

9月11日まではLegend展示会も開催されています〜！ ロンドンにいらっしゃる方はぜひ！

クレイ兄弟が常連さんだったカフェ（先ほどのマップにも掲載されています♡）

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World Premiere of Legend

Legendのプレミアでは、トムハの奥さま（＆女優さんの）シャーロットさんがご懐妊！ というおめでたいニュースも！ うわんもう、本当におめでとうございます〜！ ご家族みなさまが、健やかで幸せな毎日を過ごされますように♡(*´∀`*)

写真はこちらから頂いてきました♡

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