いよいよKMGCのロンドン・プレミア当日になりましたね! ここ2週間ぐらいは怒濤のプロモ攻撃で嬉しい悲鳴な毎日です…本気で寝不足ですw そんななか、連日アップされるいろんなインタビューのうち、コリンさんとタロくんのブロマンスに触れたインタビューがちょうど3つありましたので(それだけ印象的だったということだと思います💕)まとめて聞きとり和訳をしてみました💕
◇The Late Late Show with James Corden(2017年9月8日出演)
番組公式Youtubeにアップされている動画には、このタロくんがブロマンスについて語ってくれている部分がないんですが、こちらで番組全体を見ることができます♡
(5’30″あたりから)
ジェームズ:ファンからの贈りものやトリビュートなどで、いままでで1番妙なものは何でした?
タロン:I don’t know. There’s this thing that people do, um…obviously my first film was “Kingsman” with Colin Firth. And uh…we went on this huge press tour, and I mean…I quite like Colin Firth, but people make these videos that make me look like I am in love with him. So they assemble all of these…say you’re Colin, there’s often clips of me sort of looking at Colin like this. I don’t…I don’t even know I’m doing it. So they sort of put them all together, and play them over for about five minutes with sexy music like Spandau Ballet or Barry White or something.
なんだろうな。よく見かけるもののひとつに……えっと、おれの初めての映画はもちろん、コリン・ファースと共演した『キングスマン』だったんだよね。んで、そのときにすごい大々的なプレス・ツアーをして……確かに、おれはコリン・ファースのことがかなり好きだけれど、みんな、まるでおれがコリンに恋をしているかのように見える動画を作ったりするんだ。あちこちから組み合わせて……仮に、あなたがコリンだとするじゃん? (※隣にいるダミアンのほうを向いて)だいたいの場合、おれがコリンをこんなふうに見つめている動画が使われてるんだよね。おれ、自分がそんな顔してるなんて意識してなかったし。で、そういう感じの動画をつなぎ合わせて5分ぐらいにまとめたものに、スパンダー・バレエとかバリー・ホワイトみたいなセクシーな音楽がつけてあったりするんだ。
ジェームス:なるほど?
タロン:So that’s quite weird.
うん、あれは結構変だなあと思う。
ジェームズ:コリンは、そうしたことについて知ってるんですか?
タロン:Colin does know about it. And uh…yesterday, Mark Millar tweeted a picture of me doing the same look but to Pedro Pascal, and Colin is stood behind and he looks seriously angry about it.
うん、コリンも知ってるよ。それで、えっと……昨日、マーク・ミラーがとある写真をツイートしたんだ。おれがその同じ表情を、コリンじゃなくペドロ・パスカルに向けていて、後ろに立っているコリンがそれに対して本気で怒っているような顔をしてるやつ。
ジェームズ:それはそうでしょうね。
タロン:Yeah.
うん。
ジェームズ:ええ、そうなるに決まってますよ! だって、コリンは失ったんですから……。
タロン:He’s lost his adoring…
うん、失ったんだもんね、彼に憧れを向けていた……。
ジェームズ:……彼のミューズを!
タロン:He’s lost his muse, right.
ミューズを失った、と。うんうんw
ジェームズ:そういうことですよ!
タロン:That’s right, exactly.
うん、そのとおりだよね。
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コリンも知ってるよ、と言うあたりでのタロくんの小さな笑顔が可愛いです〜♡
ていうか。タロくん、自分がそういう顔をしてコリンさんを見つめていることに気づいてないんですね、実際にその顔をしているときは。当然といえばそうなんですが、まったくの無意識であんな表情をしているのかと思うと可愛さ100万倍です♡ そしてジェームズ・コーデンからタロくんの新たな称号「(コリンの)ミューズ」をいただきました、ありがとうございます!!
◇ TODAY(2017年9月12日)
冒頭でKMGCネタバレ本編が流れます。↓では、ネタバレが終わった後からになるよう開始位置を設定してありますが、時々うまく動作しないことがあるようですので、ネタバレを避けている方はご注意くださいね。
司会者:コリンそしてタロン、おはようございます。番組にまたいらしてくださってありがとうございます。
コリン:Thank you.
こちらこそ、ありがとう。
タロン:Thank you for having us.
おれたちを、番組に呼んでくれてありがとう。
司会者:あまりネタバレはしたくないんですが、あなたは前作で死んでらっしゃいましたよね? それがこうして戻ってらしてるわけで……これはどういうことなんでしょう?
コリン:Talking about butterflies.
しかも、蝶の話をしたりしているしね。
司会者:ええ、そのとおり。
コリン:It’s all we do in the sequel, by the way. That’s as high-octane as it gets.
ちなみに、この続編では蝶の話ばかりしているのだよ。それがもっともエキサイティングな部分でね。
タロン:That’s how far the whole thing gets.
うん、それが作品のピークだよねw
司会者:では、スリリングで蝶が主役のアクション映画ということでしょうかw
コリン:Um-hm. It’s…yes, it is a film talking about butterflies.
うむ。そうだな……これは蝶について話している、という作品なんだ。
司会者:どうやって復活したのかについては伏せておくとして、とにかくあなたは戻ってきた、と。そして、あなたがたふたりの間にある絆は、いっそう強くなっていますよね?
コリン:Yes, I think it has that…I think for an action film…I hope (I’m) sounding like the great veteran of action movies to that, um, I…for it to work, it has to have…it does have to have some heart.
ああ、そうだね。この作品には……アクション映画であったとしても、ってまるでアクション映画のベテランのように聞こえていることを願いながら話すけれども。作品が成立するためには、やはりそこに「心」が必要でね。
司会者:おっしゃるとおりですね。
コリン:You know, even if you’re watching people fight, you have to be rooting for someone.
たとえそれがファイトシーンだったとしても、(観客は)誰かの味方になって見ているものだから。
司会者:そしてタロン、あなたは本当に新人だったんですよね。覚えてらっしゃるかどうかわからないんですが、前作の公開当時に(おふたりに)インタビューさせていただいてまして。
タロン:I do remember, I do.
もちろん覚えてるよ、うん。
司会者:コリンは覚えてないそうなんですw
タロン:I remember I had been terrified to be here.
おれ、すっごい怖くておびえていたのを覚えてる。
司会者:でも、すごくいい感じでしたよ?
タロン:Thank you.
ありがとう。
司会者:その際に、私は、コリン・ファースが(このスタジオに)戻ってくるかはわからないけれど、タロンは絶対戻ってくるわって言ったのを覚えてるんですw
タロン:(笑)
司会者:当時もですが、あれからずっと、まるでジェットコースターに乗っているような感じなんじゃないですか? なにしろ、あなたは演劇学校を卒業したばかりだったんですよね?
タロン:Yeah, it’s been crazy. And I mean, especially you know, with that being my first film, and to have the validation of coming back, because people wants another one. And then we got a few, little known actors to come back and join us in this movie as well, didn’t we.
うん、あれからずっとクレイジーな感じだよ。それに……特に、前回の作品がおれにとって初めての映画出演だったわけだけど、みんな続編が見たいと思ってくれて、こうして戻ってくることが認められたなんて信じられないよね。しかも今回は、キャストにほとんど無名の俳優が何人か加わってくれてるし。
(※もちろんジョークですw あまりに有名な俳優さんばかりだから成立するジョークですね)
司会者:いい前フリをありがとうございます。今回の共演者について教えてください。まるで俳優名鑑みたいなキャストですよね。
コリン:Yes, we have a very nice little supporting cast, don’t we?
うむ、なかなか素敵なサポート・キャストが加わってくれたね。
タロン:Uh, Jeff Bridges. Channing Tatum.
うん。ジェフ・ブリッジスとか、チャニング・テイタムとか。
コリン:You know, Halle Berry…
それに、ハリー・ベリー。
タロン:Julianne Moore…
ジュリアン・ムーア。
コリン:Elton John…
エルトン・ジョン。
タロン:Yeah.
うん。
司会者:悪くありませんね!
コリン:No.
うむ。
タロン:Not too shabby. Yeah.
悪くないよね、うん。
司会者:ところで。あなたたちふたり(の演じている役柄)の関係性こそが、この作品の核だと多くのひとたちが思い、しかもその関係性が本当に心からのものに見えると話題になっていました。実際、あなたが新人だということもあって、コリンはあなたを庇護してくれたわけですよね?
(※ここでも例の「took you under his wing(彼の羽のしたに入れて守ってくれた)」という表現が!)
タロン:Yeah.
うん。
コリン:And now he’s taking me under his wing…
そして、いまや彼のほうがわたしを庇護してくれているわけだよ。
タロン:No, that’s not true.
(笑)いや、それは違うってw
コリン:…as I came to my dotage.
なにしろ、わたしは耄碌してきたからねえ。
タロン:Not true.
嘘だねw
司会者:おふたりのブロマンスに気づいているのは、私だけじゃないと思うんです。というのも、誰かがこの写真をネット上に投稿したんですよ。すごくキュートな写真なんですが、タロンがべつの共演者の方のほうを見つめていまして……。
タロン:At Pedro Pascal, yeah.
うん、ペドロ・パスカルのことをね。
司会者:そうなんです。では、もっと細かく見ていきましょう。ほら、コリンの表情に注目してください。誰かさんをにらみつけていますよね。
タロン:Yeah, he’s not…he’s not happy. There are these…there are these hilarious videos online of me looking adoringly at Colin, and then the other day someone brought this to my attention, where I’m looking longingly at Pedro, and Colin does not look very happy about it.
うん、すごい不満げだよね。おれがコリンのことをこう、愛情を込めてうっとりと見つめているっていうオモシロ動画がインターネット上にたくさんあるんだけど。先日、誰かにこの写真のことを教わったんだ。おれがペドロを憧れの目で見つめていて、コリンがかなり不機嫌そうにしているっていう。
司会者:ええ、とても不機嫌なように見えますね。
コリン:Right, it’s a horrible…that picture is painfully revealing.
ああ、これはひどいな……この写真は、あまりにも、なにもかもを暴露してしまっているじゃないか。
タロン:Yeah, you’ve… (※コリンさんと声がかぶってしまって聞こえません(><))
コリン:It really…(※同様に途中がまったく聞こえません(><))bare.
〜が明らかになってしまっているよ。
司会者:ええ、何もかもを明らかにしてしまっている写真ですねw ところで、おふたりと、先ほど言ってらした共演者のみなさんでコミコンに参加していたと思うんですけれども。
タロン:Yeah.
うん。
司会者:いまから流そうと思っている映像があるんですが、あの(壇上での)ウィスキーは誰が持ってきたんですか?
タロン:I think that was Jonathan Ross, the talkshow host from the UK.
あれはジョナサン・ロスじゃなかったかな、イギリスのトーク番組のホストの。
司会者:そうだったんですね。そして誰かが……確かチャニング・テイタムだと思うんですが、ハリー・ベリーのグラスいっぱいに注ぎましたよね。彼女は飲み干して喝采を浴びてましたが、あれは水なんですよね?!
タロン:Uh, no…I, that was actually whiskey, I think.
えっと……ううん、あれたぶん本当にウィスキーだったんじゃないかな。
司会者:うわあ、そうなんですか?!
タロン:I…I didn’t drink mine. Did you drink yours?
いや、おれは飲まなかったんだよね、あれ。コリンは飲んだの?
コリン:I’m…I’m, I’m going to plead the fifth. I can’t…no, I’m not going to say what’s in that. I don’t think that could have been…(whiskey.)
ふむ……、わたしは黙秘権を行使したいと思う。あれになにが入っていたのか……いいや、それは言わないでおこう。とても思えないがね、あれが……(ウィスキーだったとは)。
タロン:(笑)
コリン:Cannot possibly be…
そんなはずはないだろう、という……。
タロン:Maybe water downed, perhaps.
もしかしたら、水で薄めてあったのかも。
コリン:(こんなに量があったのだよ、という感じに手で示す)
司会者:ですよね、びっくりです。
コリン:Yeah.
うむ。
司会者:あの後はもう、速攻でお昼寝時間って感じですよね。
コリン:Yeah.
あー……うむ。
タロン:Yeah.
あー……うん。
(※ここの、ふたり揃っての歯切れの悪さがおかしいですw)
コリン:But, I mean you know, anything…I mean, anything can happen at Comic Con. The rules do seem…
だが、どんなことでも……本当にあらゆることが、コミコンでは起こり得るのだよ。あの場ではべつのルールが……。
司会者:そうなんでしょうね。
タロン:This is true.
うん、本当にそうなんだ。
コリン:It’s true.
そうなのだよ。
司会者:前作がこんなにも大人気になり、観客からこれほど愛されたことに驚かれました?
コリン:I…I am, um…because I’m always surprised when any movie does well. Really. So, um, because…you know, it’s…it’s…the chances are so slim with all the variables. Everything has to be right. It’s always a miracle when one comes out right. Although I did have a good feeling about this. That usually proves wrong, but while I was shooting, I just could not see this not being loved by people.
ああ、そうだね。というのも、わたしは映画が成功した際には、それがなんであれ驚いてしまうからなんだが……本当にね。それはもうありとあらゆる変動要因があるから、成功の確率は非常に低い。なにもかもがぴったりと上手くいく必要があるので、映画が成功するのはいつだって奇跡のようなものだよ。とはいえ、この作品については、上手くいくんじゃないかという気がしていたんだ。もっとも、大抵そうした予感は外れるんだが……撮影中、この作品が人々に愛されないところがどうしても想像できなくてね。
司会者:ワーオ。
コリン:Yeah.
うむ。
司会者:そして続編である今回も、やはりアクションでいっぱいの、先ほどお話にあったように蝶々もいっぱいの作品です。コリン、タロン、今日はありがとうございました。
コリン:Thank you.
ありがとう。
タロン:Thank you.
ありがとう。
司会者:ところでみなさん、スタジオにあるこのうつくしい衣装の数々に気づかれましたでしょうか? すべて『Mr. Porter』のスタイル・ショップからお借りしてきました。
タロン:Very cool.
すっごいクールだね。
司会者:エレガントで粋ですよね。こんなお洒落なキャラクターたちが活躍する『Kingsman: The Golden Circle』は、来週金曜日から全国で公開です。
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ここでも『羽の下にいれて守る』という言いまわしがされているんですが、いまやタロくんも立派に成長して、今度はわたしのほうが守ってもらっているよ、と返すコリンさんのウィットと愛情に胸がいっぱいになりました♡ ていうかコリンさん「耄碌してきたし」ってw それに対して、速攻で「嘘だねw」って返すこのやりとりのざっくばらんな感じが、本当に仲良しなんだな〜と思いましたん💕
それにしても。マクミラ先生がツイートしたあの写真、こちらの番組でも取りあげられているし、かなりあちこちから注目されていたんですね。確かに事情をまったく知らないひとが見ても(だからこそ?)おもしろい構図だろうなと思いますw この写真について、コリンさんがわりとノリノリというか、するっと「あまりにも色んなことが暴露されてしまっているね」とジョークの積み増しをしていて、大人ってすごいなあと思いました(作文) ちょうどその話のときに、コリンさんとタロくんの声がかぶってしまってよく聞こえなかったのが残念ですが、とても可愛くて素敵なインタビューでした💕
◇British GQ(2017年9月15日)
(9’56″あたりから)
インタビュアー:撮影時のことについてお伺いしたいんですが、これはおもしろかったな、という舞台裏でのエピソードがあったら教えてください。
ジェフ:いつも思うんだが、これは難しい質問だよな。よければ、きみからどうぞ。
コリン:It is, because I didn’t have any fun. Did you?
うむ、実に難しいね。というのも、わたしはなにも楽しくなかったからw(※ジェフに向かって)なにか楽しいことはあった?
ジェフ:いいや、なかったなあw
コリン:There was no fun at all…
まったく楽しいことなどなかったとも……。
インタビュアー:以前、タロンが自分はおふざけ好きで、いたずらを仕掛けたりしていたと話してくれたんですが、そういうことはありました?
コリン:Well, I…I don’t think he played any…oh, did he, yes I think he probably did.
いや、彼はなにもしてなかったと思うが……ああ、いいや、していたねえ。うん、たぶんしていたな。
インタビュー:えっ、あの、一体どんな……?
コリン:No, I can’t remember. I do remember what Channing did to him. Did he tell you about that?
いや、覚えてはいないよ。だが、チャニングがタロンにしたことなら覚えている。タロンは、その話はしていたかね?
インタビュー:いいえ。
コリン:We…I think I saw this before Taron saw it. Well, I was…someone said “(Colin) you gotta have to look at what’s in Taron’s trailer.” And there was a whole festival…a whole orgy of uh…of blow-up dolls. Sex dolls. Laid out in full action, and interaction with each other. With booze, and party favours…
わたしたちは……たぶん、わたしはタロン本人が見る前にこれを見たんだと思うんだが。誰かに「タロンのトレイラーにあるものを見ました? 絶対見ないとですよ」と言われてね。そうして行ってみたら、トレイラーですごいパーティが……乱交騒ぎが起きていたのだよ、ダッチワイフたちの。セックス・ドールというのかな。トレイラー全体に、いろいろな動きをつけたり、人形同士が行為をしているかのような感じで配置されていたんだ。アルコールやら、パーティの飾りやら、記念品やらまであって……。
ジェフ: それはすごいな、オーイエー。
コリン:Toys…and yeah, it was…there was a whole scene in still life.
オモチャもあったな。うむ、まるでこう……パーティの一場面が静止画になっているようだった。
インタビュアー:それはチャニングが…?
コリン:Which Channing has arranged as a good bye to Taron, when he left.
そう、チャニングが(撮影が終わって)現場を去るときに、タロンへのさよならの挨拶としてやったものだよ。
インタビュアー:それは素晴らしいです。結構な手間ひまがかかりそうですね、それを手配するのに。
コリン:It…it certainly must. Yes.
うむ、そうに違いないだろうな。
インタビュアー:そしてタロンの反応は?
コリン:I wasn’t there to see it, but um…I think, I think I remember hearing some sort of shrill sound, uh…from across the…uh, from across the lot. Yeah.
わたしはその場にはいなかったのだが……確か、(トレイラーを止めてある)駐車場の向こうから、なにやら甲高い声が聞こえてきたのを覚えているよ。うむ。
インタビュアー:前作では、あなたとタロンのブロマンスが大きな話題となりましたよね。おふたりが、インタビューや取材などで、いつもお互いを愛しげに見つめあっているというのが。今回は、前回に比べてあまりそうした「ニコイチ」感がないようですが。
コリン:Yeah, we don’t like each other any more, don’t we. Um, well…
ああ、それはもうお互いのことが好きではなくなってしまったからだよ。なんていうことは……。
インタビュアー:ブロマンスはもうなくなってしまったんですか?
コリン:No, I don’t think we have shaken it off. Somebody…I, somebody tweeted a picture of the…of me, Taron…this is at Comic Con, isolated…you were in the room I think, probably, but they just isolated me, Taron, and Pedro Pascal, uh…with a sort of saying “This is a whole psycho drama going on in this photograph.” And it’s basically Pedro sitting there looking generally charming, and Taron gazing adoringly at Pedro, and me standing behind him looking…giving a stink eye to Taron.
いいや、なくなってしまったなんていうことはないね。誰かが、とある写真をツイートしていたのだが……わたしと、タロンと…(※ジェフに向かって)コミコンでの写真なんだけれど、こう、切り取られていてね。あのときはあなたもその場にいたと思うんだが、わたしと、タロンと、ペドロ・パスカルだけを切り取って『この写真のなかで、すごい心理劇が繰り広げられているな』といったようなコメントがつけられていたんだ。そのなかで、ペドロは全体にチャーミングな感じで座っていて、タロンはペドロをうっとりと見つめていて、わたしはその背後でタロンをにらみつけている、という。
ジェフ:(笑)
インタビュアー:本当ですか?!
コリン:And I think there’s probably some truth in that. I think I’ve lost Taron to…
うむ。それに、そこには多少の真実も含まれていると思う。わたしは、タロンを取られてしまった……。
インタビュアー:ああ、タロンを取られてしまったんですね。あなたのほうが、いつもタロンのことを愛しげに見つめていたんですものね、タロンがあなたを見つめるよりも。
コリン:Oh, really?
おや、そうかね?
インタビュアー:ええ、私はそう聞いてますが。
コリン:I don’t think that’s what I’ve heard. No, no, no.
いいや、わたしはそうは聞いていないな。いやいや、違う。
インタビュアー:え、違うんですか?
コリン:No, no. It’s not…I can’t believe…
うむ、違うとも。まったく、信じられないなw
インタビュアー:そうなんですねw 実際、おふたりの素晴らしい……その、友情を称えて作られた動画がYoutubeにいろいろアップされているんですよ。もう最高なんです。
コリン:Really?
本当に?
ジェフ:おお、それはググらなくちゃいかんなw
コリン:Oh god, I don’t think I’d dare!
オーゴッド、とてもそんなことはする気にならんな!
ジェフ:いやいや、ああいう動画は単に上手い編集の賜物だよw
コリン:Oh, it is. Yeah, yeah, yeah.
ああ、うむ。そうだな、うんうん。
ジェフ:位置や角度でそれらしく見えるだけでなw
コリン:And they think I’m…I’m more in love than Taron, do they?
そして、あれかね? みんな、わたしのほうが、タロンにより深く恋をしていると思っているのかね?
ジェフ:(笑)
インタビュアー:ええ、そうですw
コリン:How dare they.
まったく、よくもそんなことをw
インタビュアー:いえいえ、とてもロマンティックですとも。
コリン:Well, I’ve lost him now.
まあ、もう彼を失ってしまったけれどね。
インタビュアー:(笑)現場では、いわば父親みたいな感じでタロンに接していたんでしょうか? 若き彼にアドバイスをしたりしたんですか?
コリン:I don’t know, I probably was lavish with offering advice. I’m not quite sure how much it was…uh, he took, or was worth taking, really. But he’s certainly a grown man now.
どうだろうな、惜しみなくアドバイスをしたとは思うが。彼がそれをどのぐらい参考にしていたかはわからないし、そもそも参考にできるほど価値があるものだったかもわからないしねえ。だが、いまや彼は、間違いなく一人前の人間だよ。
ジェフ:タロンとは、メイクルームで実に素晴らしいひとときを過ごしたよ。歌うのが好きだと教えてくれたから、わたしはその場で『ガイズ&ドールズ』からの曲を歌いだした。父親のロイド・ブリッジスが関わっていた素晴らしいミュージカルなんだが、そうしたらなんと、タロンがすぐに入ってきて一緒に歌ってくれたんだ。それで結局、ふたりでかけあいをしながら、一曲まるごと歌ったよ。
コリン:Oh yeah?
そんなことが?
インタビュアー:それ、誰かが撮影してくれているといいんですが…!
ジェフ:彼は本当に素晴らしい青年だな。それにしても、『キングスマン』が初めての映画だったなんて、とても信じられんよな?
コリン:Yeah. I mean…
うむ、本当に……。
ジェフ: This is like falling off a log (for him) and he becomes…
彼にとっては、まったく容易いことのように見えるのがまた……。
コリン:I know.
知っているとも。
ジェフ:いやはや、彼は実に素晴らしい。
コリン:I mean, he…he must have been…he says he was freaked out. Um, but he hid it incredibly well.
彼は……当時、緊張して怖じけづいていたと本人も言っているし、そうだったに違いないのだけれど。それを、信じられないぐらい上手く隠していたよ。
ジェフ:うむ。
インタビュアー:そうだったんですね。
コリン:Yeah.
うむ。
インタビュアー:そろそろ終わりにしないといけないんですが、コリン、そしてジェフ、今日は本当にありがとうございました。
コリン:Thank you.
こちらこそ、ありがとう。
ジェフ:話せて楽しかったよ。
インタビュアー:今日はありがとうございました。
コリン:Thanks. ありがとう。
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こちらはコリンさんとジェフ・ブリッジス御大というイケおじふたりの、落ち着いたムードのインタビューなんですが。のんびり楽しく見ていたら、最後の最後にインタビュアーさんがブロマンスの話題をぶっこんできてくれて紅茶吹くかと思いました…!
最初の、タロくんが現場でいたずらを仕掛けたりしていましたか? という話のとき、そういえばやっていたなという感じでコリンさんがいろいろ思い出したと思われるのに、それを「いや、覚えてないがね」とさらっと流しているところにぐっときました! やっぱりこうして守ってくれるんだな〜と♡ でもチャニングのアレはさらっと曝露するんだな、とか諸々おもしろかったですw (ちなみに。そのチャニングのタロくんへのいたずら動画はこちらで見れますが、一応プライベートなものだと思われるので、こそっとどうぞ)
そして、もはや自ら例のマクミラ先生による写真の話を出してくるコリンさんw タロンを取られてしまった、としょげてみせるわりには、インタビュアーさんから「あなたのほうが、タロンをより愛しげに見つめている」と言われると、それは違うと全力否定に走るところがおもしろかったですw あくまでも、タロくんのほうからコリンさんを熱烈に見つめている、という話がいいわけですね♡
そんなブロマンス話の間、とても楽しげで浮きうきとした感じの笑顔だったコリンさんですが。タロくんへのアドバイスの話になったとき、タロンはもう立派に一人前だ、とかなり強い目線と語調でインタビュアーさんに告げていたのが印象的でした。釘を刺しているようにも見えるぐらいの勢いですもんね。
タロくん、ジェフ御大にも可愛がられているのがわかって、それも嬉しかったです〜! 一緒に歌をうたっていた話は、コミコンのコナンコンでも披露されていたので動画を下に入れておきます♡
ジェフ・ブリッジス御大は俳優一家の出身で、お父様のロイド・ブリッジスさんも俳優さんなんですが、『ガイズ&ドールズ』に関わっていたどころか、主役のスカイ・マスターソンを演じてらしたそうです♡
◇
ざざざっとインタビューを見て思うのは、タロくんは単独でいるときだと、コリンさんとのブロマンス話についてはあまり乗り気ではない感じがするんですが、これはコリンさんとの大切な友情をからかわれている気がするのかもしれないなあ、と思いました。あと、コリンさんに迷惑になってはいけないと思うのかもしれませんね。だから、コリンさんと一緒のときなら安心してその話ができるのかも。
対してコリンさんのほうといえば、さすが百戦錬磨というかw ふわりと話に乗ってその場を盛りあげつつも、本当に大事なことは決して口にしないところに大人の余裕を感じましたです〜。
いずれにしても、ふたりが本当にいい友だちであることはその表情や雰囲気からも伝わってきますよね(最近出ていたインタビュー記事でも、いまでもよく連絡しあっているとタロくんが言ってましたし💕)。これからも、ふたりの可愛いインタビュー動画があるといいな💕 もう見ているだけで幸せです💕