チャリティ団体Comic ReliefによるイベントRed Nose Dayが2015年3月13日に行われたわけですが、予告編が出たときから楽しみにしていたダニクレとウィショくんが出ているスキット『Behind the Bond』の動画がもう出ていました〜! 真顔で演じ続けるウィショくんめっちゃ可愛いです!! しかもお腹抱えて笑ってしまうぐらいおかしくて、本当に楽しい仕上がりになっています♡ ほかにキニアさん、ナオミ姐さん、サム・メンデス監督、そしてロジャー・ムーア様も出演しています! ていうかダニクレ、ノリノリですww 最高です!!

動画はこちらにあります♡
公式サイト
iTunes UKで買うこともできるようになってました!単品買いはできなくて、ほかのスキットとのセット売りですが、£5.99のうち£4.84がチャリティに寄付されるそうです〜!(要UKアカ&iTunesカード)
☞ (追記)最初から最後までばっちり入ってる動画が出てきました!(mirror誌のはちょこっと切れてたので)

あまりに可愛くておもしろいので、聞きとり和訳してみました〜♡

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サム・メンデス監督:
ダニエルに会ってすぐ、なぜ彼が007役なのかはっきりわかったよ。彼には、スクリーン上での素晴らしくパワフルな存在感があるんだ。

ウィショくん:
ぼくにとって、ダニエルは完璧なジェームズ・ボンドです。

マイケル・G・ウィルソン(プロデューサー):
ダニエルは、ボンドを演じるために生まれたようなものです。……「あのこと」を除いては。

ウィショくん:
ダニエルが話すと……こう、とても特徴的な声をしているんです。もちろん、それは俳優にとって素晴らしい才能なんですが……ただ、ジェームス・ボンドを思い浮かべたときに想像する声じゃないっていうだけで……。

サム・メンデス監督:
最初『カジノロワイヤル』を試写にかけたとき、聞いたところによれば、大きな問題がひとつあったらしいんだ。そのときの言葉を引用すると『ダニエルの声がまるで小さな女の子みたいだった』と。

ダニクレ:
小さな女の子みたいな声なんてしてないやい。ぼくの声はでっかくて男らしい男みたいな声だ、だって実際そうなんだから。

マイケル・G・ウィルソン(プロデューサー):
ダニエルの最初のボンド映画、『カジノロワイヤル』の元の映像がここにあります。撮影時、彼は実際にはこんな声で話しているんです……。

(映画が流れる)

マイケル・G・ウィルソン(プロデューサー):
ボンド映画はアクションシーンが有名です。困ったことに、そうしたシーンのとき、ダニエルはアドリブを入れたがるんですよ……。

(映画が流れる)

サム・メンデス監督:
想像できると思うが、こうしたわけなので、ラブシーンなんかはけっこう難しいんだ。『スカイフォール』で、ナオミ・ハリスはなかなか大変だったと思う。

(映画が流れる)

ナレーター:
ナオミ・ハリスは必死に隠そうとしていましたが、なんと実は彼女もまた、声を吹き替えされている俳優のひとりだったのです。

ナオミ・ハリス:
ガチで大変だったぜ、マジで。ヤツが目の前に上半身ハダカでいるのを見て、こっちも『いいね〜、アレは味見したいねえ』ってノリノリだったのによ、ヤツが口を開いたとたんソッコー萎えちまったよ!

ダニクレ:
ナオミ・ハリスが話してるとこなんて、まるでトラックの運転手みたいなんだから!

ウィショくん:
実のところ、俳優の声が吹き替えされるのはそんなにめずらしいことじゃないんです。ええと……今日のこのぼくの声も、くまのパディントンが吹き替えてくれてますし。

マイケル・G・ウィルソン(プロデューサー):
みなさんご存知ないと思いますが……声を吹き替えなくてはならなかったボンドは、ダニエルが初めてではないんです……。

(映像が流れる)

ロジャー・ムーア:
私に言わせると、ああいう洒落のきいた決め台詞は、私本来の声でやったほうがいいと思うのよ。ほら、あのボンド映画『The Spy Who Loved Us』の台詞なんかもそうだけど。ラバーボートに乗りつつ、ナイスバディのお嬢さんとキスしてたら、(上官の)偉そうなおっさんが「おいこらボンド、なにしてやがるんだ?!」って怒るんだけど……ここからが面白いところよ。笑うとこだから良く聞いててちょうだい。そこで私がこう言うの……『イギリスが沈まないよう勃ててるんです』ってね。

ダニクレ:
あのロジャー・ムーアってひと、馬鹿みたいな声ね!

ナレーター:
では、いったい誰がボンド映画でダニエルの声をやっているんでしょうか?

ローリー・キニア:
誰がやっているのか知ったとき、ああもちろんそうだよな、って思いましたね。目を閉じてさえいれば、ボンドの姿が浮かんでくるような声ですから。

ウィショくん:
ダニエルの声を担当している人物は、その世代でもっとも才能ある俳優のひとりですね。

ローリー・キニア:
『どんなポジションでもこなせる』なんて言葉じゃ、とても彼を表せないね。すごく……多芸なんだ。うん、このほうがいい言葉だな。最初からそう言えばよかった……。

サム・メンデス監督:
これは世界的なスクープだよ。ジェームズ・ボンドの本当の声が誰なのか、ここで初めて公開する。

(アフレコ光景が流れる)

アラン・カー:
なに? まだちょっと男らしすぎる、って? 大丈夫よ、あたしに任せなさい!

ダニクレ:
次回作をぼくの本当の声でやらないなら、もう具合悪くなるまで叫んで、叫んで、叫びまくってやるんだから。……映画、楽しんでってくれ。じゃあ、向こうで塗り絵してくるんで、ぼくはこれで。

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以上です〜!
最初と最後の台詞のいくつかは、実はご紹介した動画から切れてしまっているんですが、iTunesでご覧になるとちゃんと入ってます♡
(☞ 3月15日追記:フル動画が出てきました♡

それにしてもよくできてますよね! ウィショくんがいかにもウィショくんらしく、ダニクレの『問題』についてそっと言葉を選びながら大まじめな顔でコメントする様子に萌えつつ爆笑してしまいました〜。あとやっぱりあれですよね、『ぼくにとって、ダニエルは完璧なジェームズ・ボンド』と、『ぼくの声はパディントンが吹き替えしてくれています』ですよね、白眉は!!! ああ、可愛い……!!!

あとオチも楽しかったです! 洋画沼の住人ならみんな大好き☆ チャティマンことアラン・カー!! おちゃめで楽しくて大好きなので(トムハやJGL、トムヒやベネさんがゲスト出演した回を何度見返していることか!)アランだとわかったときには嬉しかったです〜。いやもう、なにもかも楽しくて最高でした!!♡(*´∀`*)

ちょっと台詞のバージョンが違うんですが、こちらの予告編で「ダニエルは完璧なボンド」と言っているウィショくんが見れますので、もし未見でらしたらどうぞ♡

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